ターゲティングとターゲットを意識した文章の書き方 その1

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ターゲットは徹底的に絞らないといけない」ということはサイトアフィリをしている誰もが一度は聞いたことがありますね。ターゲットを絞ることはサイトの文章を書く上で非常に重要なことです。でも実際にターゲットを絞れている人はほとんどいません。それはターゲットを絞ったところで、それをどう文章に反映させればいいか分からないからだと思います

実際にやってみると分かりますが、ターゲットを絞って書くことで文章は劇的に変わります。今日は「ターゲティングとターゲットを文章に反映させる方法」について解説していきます。

ターゲットに対する考え方やどこまでどうやって絞るかは人によって違います。あくまで私の今の考えということで読んでもらえればと思います。記事内ではターゲットを絞ることを「ターゲティング」という言い方もしてます。定義は分かりませんが、私は同じ意味で使っています。

今回は「ワキガ対策」というジャンルを例に書いてみます。「ワキガ対策」を選んだ理由は、これから夏に向けて伸びてくるジャンルだからということと、最近たまたま聞いたから。深い理由は特にありません。ジャンルが違ってもターゲットの絞り方は応用できるので、自分が取り組んでいるジャンルに置き換えて読んでみてください。

ターゲットを絞るメリットは?

先にターゲットを絞るメリットを書いておきます。メリットは山ほどありますが、それをここで書いても理解できないかもしれませんので、ここでは2行でまとめます

ユーザーに響く文章が書けるようになるため、SEO評価が上がり、なおかつ成約率も高くなる。

どうしてターゲットを絞ると響く文章が書けるのか、ユーザーに響く文章とは何なのかということも後ほど書いていきたいと思います。

年齢と性別はターゲットではない

サイト添削などをやっていて「ターゲットは誰ですか?」と質問すると「ワキガに悩む20〜40代の女性」という回答が返ってきます。本当に99%くらいの人はこんな感じです。これだとターゲットの幅が広すぎて、もはやターゲットになっていません

婚活でどんな女性がタイプですか?と聞かれて「20〜50代の女性」とか答えないですよね?そういう人もたまにはいますか。たいていは「何歳くらいで、こんな性格で、こんな趣味を持ってて、こんな家族構成で・・・」みたいにもっと具体的な女性のイメージを持っているはずです。サイトアフィリでやりたいターゲティングはそんな感じです。

「ワキガに悩む20〜40代の女性」はターゲットではなく、ただの購入者層?だと思います。実はこのターゲットだとサイト作成時にはほとんど役に立たずに致命的です。なぜなら、これでは響く文章がまったく書けないからです。

「ワキガに悩む20〜40代の女性」をターゲットと答える人はたいてい「ターゲットを聞かれたらこう答えるけど、実際に文章書いている時にターゲットを意識することほとんどない」という場合が多いです。まあそれは当たり前で、これはほとんど大前提みたいなものだからです。「ワキガ対策」のサイト作ろうとしているのに「最短で宇宙飛行士になる方法」をうっかり書く人はいませんよね。ワキガ対策に悩んでいる人に向けたサイトにするのは当たり前ですね。

ターゲティングできていない文章はつまらない?

ターゲットを「ワキガに悩む20〜40代の女性」と言っても、そんなターゲットは現実にはありえません。サイトを読むのは、いつでも一人のユーザーです。幅広いユーザーがサイトを訪問するかもしれませんが、サイトを見ているのはあくまで一人のユーザーです。意味分かりますか?一人の人が「20〜40代女性」というジョジョのスタンド能力みたいなことはないわけです。

だからそもそもそんな人に向けた文章を書くことはできません。本来は一人のユーザーに絞らなければ文章は書けません。「ワキガに悩む20〜40代の女性」という想定ターゲットで文章を書こうと思うと以下のような文章ができあがります。

わきのニオイに悩んでいませんか?この商品を使うだけで、あなたのわきの悩みは明日から解決することができます。ワキガに悩まない楽しい生活を送りませんか?

アフィリエイトサイトでよくある文章ですね。たいていのサイトはこんな文章を書いています。そしてそういうサイトはたいていうまくいってないです。ここで落ち着いて、よく考えてみましょう。この文章はターゲットとしている「ワキガに悩む20〜40代の女性」でなくても「ワキガに悩む10〜60代の男女」にしても当てはまりませんか?

「20〜40代女性」って言ってるけど、別に性別のことも年齢のことも考慮されてないので、この文章を書く際にターゲットなんて関係ありません。「ワキガ対策」ってキーワードだけで書ける文章です。こういう当たり障りない文章を書いてはいけません。書くべき文章は特定のターゲットにしか当てはまらないような文章です

あともう一つ。ターゲットからは少しズレますが「わきのニオイに悩んでませんか?」というのも必要ありません。こういう文章を書く人も多いのですが、ジャンルキーワード(ワキガ対策)でも商標キーワード「ラポマイン」でも、わきのニオイに悩んでるから検索してサイトにきています。だから、サイトに訪問した時点でわきのニオイに悩んでいるのは確定してます。

それなのにあえて、もう一度サイト内で書く必要はありません。これは採用面接の時に「御社の発展に貢献したいと思います」と言うのと同じくらい意味がありません。伝えなければいけないことはもっと他にたくさんありますからね。おそらくですが、多くの人がこんなどんなユーザーにも当たり障りないような文章書いていると思います。いろんなサイトを見ていても、明確にターゲットが伝わってくるサイトはほとんどありません。

ターゲティングした後の文章とは

さて、ではどうすればいいのか。ターゲティングの重要性を理解してもらうために、さっきの「ワキガに悩む20〜40代の女性」を少しだけターゲットを絞ってみたいと思います。

「ワキガに悩む20〜40代の女性」の中には「ワキガに悩む20代のOL」と「ワキガに悩む30代の主婦」も含まれますよね。年齢と職業を絞りました。ターゲットとしてはまだまだ広すぎますが、これだけ絞るだけでも文章は劇的に変わります

「ワキガに悩む20代のOL」と「ワキガに悩む30代の主婦」では、同じワキガの悩みを抱えていても、ワキガに悩むシーンは違います。例えば「ワキガに悩む20代のOL」なら「毎朝通勤する満員電車の中で隣の人との距離が近くてどうしよう」。「ワキガに悩む30代の主婦」なら「子どもを連れて行った先の公園でママ友と話をしている時にどうしよう」。例えば、こんな感じ。今回はリサーチとかもしていないので適当ですよ。

こんな風にワキガに悩むシチュエーションは人によってちがうわけです。これが自宅の部屋からまったく外に出ない私のような引きこもりだったら、仮にワキガだとしてもワキガなんて悩む必要ないんです。だって誰かに会うからニオイが気になるだけで、誰にも会わなければニオイを気にする必要はありませんからね。私はワキガじゃないですよ、多分。

ひとまず「ワキガに悩む20代のOL」で話を先に進めていきます。仮に「通勤時の満員電車でワキガに悩む20代のOL」というふうにターゲットを絞ったとします。そうするとさっきの文章をどのように書くことができるのか。

わきのニオイに悩んでいませんか?この商品を使うだけで、あなたのわきの悩みは明日から解決することができます。ワキガに悩まない楽しい生活を送りませんか?

これをターゲットを意識して書いてみると・・・

毎朝の満員電車でわきのニオイが心配?それなら、この商品がオススメ。これからは隣の人との距離を気にすることのない生活を手に入れませんか?

こんな感じ。そこ、「そもそも仕事行きたくない」とか言わない。ターゲティングもまだ甘いですし、今パッと考えたのでこれが実際に響くかどうかはかなり微妙です。それでも「通勤」「満員電車」という情報を与えるだけで、前の文章よりもかなりターゲットが絞れた文章になっている思います。「満員電車」とか「通勤」とか「ワキガに悩む20〜40代の女性」というターゲティングだけでは絶対に出てこない単語も入れることができます。そうすると読んだユーザーは「あれ?これって私のこと?」と共感してくれ、先を読み進めてくれるというわけです。

まだまだ「通勤時の満員電車でワキガに悩む20代のOL」というターゲティングだと雑いのですが、それでも「ワキガに悩む20代のOL」よりもよほど具体的な文章が書けることは理解してもらえたと思います。

ターゲット以外のユーザーは離脱する?

「ターゲットを絞る」という話をすると、必ず出てくるのが「そんなにターゲットを絞ったら、ほとんどのユーザーに離脱されてしまうじゃないか」という指摘です。確かに今回の例でも「通勤時の満員電車でワキガに悩む20代のOL」と想定して文章書きましたが、実際にそんな人がどれだけいるかは分かりません。かなり少ないかもしれませんね。少なくとも「ワキガに悩む20〜40代の女性」という方がユーザー数としては圧倒的に多いです。

しかし実際にやってみると分かりますが、ターゲットを絞っても少なくとも成約数が減るということはほとんどありません。まず一つは特定のユーザーの成約率が異常に高くなること。「通勤時の満員電車でワキガに悩む20代のOL」の成約率が高くなることは理解できますよね。だからクリックに対して成約数が多くなります。

あとはターゲットを絞って書いた文章は読み応えがあって面白いから、文章を先まで読んでもらえるということです。ふわっとした文章は読んでいて面白くありません。「わきのニオイに悩んでいませんか?この商品を使うだけで、あなたのわきの悩みは明日から解決することができます。」という文章が冒頭にあったとしたら、私は続きを読もうとは思いません。同じような無難な面白くない文章が続くだけだと思うからです。その時点で「なんか微妙だな」と思って離脱してしまいます。

それに対し自分がターゲットとは違ったとしても「毎朝の満員電車でわきのニオイが心配?それなら、この商品がオススメ。」って書いてあったら、先を読んでみたくないですか?私だけかもしれませんが、この先にどんなことが書いてあるんだろうと期待して、自分が満員電車に乗らなくても読んでしまいます。

文章を転がり落ちるように読ませる

ライティングでは世界的に超有名なジョセフ・シュガーマンが何かの本で書いてましたが「転がり落ちるように次から次へと文章を読ませることが重要」だということ。まさにその通りだと思います。一度読んだら最後まで読まずにはいられないような文章を書く必要があり、そういう文章を書くにはターゲティングが不可欠ということです。

あと具体的なことが書かれた文章は、読み手は自分に置き換えて読んでくれます。例えば「毎朝の満員電車でわきのニオイが心配?」という文章があった場合、人間は不思議なもので、電車じゃなくバスで通勤しているユーザーならこの「満員電車」を「満員のバス」に無意識に変換して読み進めてくれます。目の前の文章を自分のことに置き換えていくわけです。だから自分自身がターゲットでなくてもその文章を読んで共感してくれたり、先を読んでくれます。仮に自分に置き換えられないケースでも、そういう人を想像して読むこともありますね。

ただしこれは具体的に書かれた文章だけです。抽象的なことは置き換えることもできませんので、読まれにくくなります

何が言いたいかといえば、ターゲットを絞ったところでターゲット以外のユーザーに極端に読まれなくなることはないし、ターゲットには強烈に響く文章を書けるようになるからターゲットは絞りましょう、ということです。

ターゲティングとターゲットを意識した文章の書き方 その2」に続きます。

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