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WordPress(ワードプレス)を始めたい人が、最初に必ず契約しなければいけないのがレンタルサーバーです。

レンタルサーバー会社は国内にもたくさんあるのですが、会社によってレンタルサーバーのスペック(性能)は大きく異なります。

しかし、ブログやウェブサイトの運用経験がない人にとって「専門用語も多く、どのレンタルサーバーを選べばいいか」を判断することは難しいです。

なかじ
人によって最適なレンタルサーバーは変わるので注意しましょう。

ブログやアフィリエイトで稼ぎたい初心者にとって、レンタルサーバー選びは最初の壁になるかもしれません。

そこで本記事では、国内で人気のレンタルサーバー5社を徹底比較しました。

結論から言えば、ブログやアフィリエイト初心者にはConoHa WING(コノハウィング)をおすすめします。
» ConoHa WING(コノハウィング)の詳しい解説はコチラ

なかじ
なかじはエックスサーバーを使っていましたが、ConoHa WINGに乗り換えました。

レンタルサーバーとは

レンタルサーバーとは、簡単かつ安価にワードプレスを公開することができる場所です。

レンタルサーバー内に設置したワードプレス(ブログ)は、インターネット上から誰でもアクセスできるようになります。

だからWordPress運営では最初にレンタルサーバーの契約が必要です。

なかじ
専門的な知識がなくても、慣れれば誰でも簡単に使うことができます。

WordPress運営で絶対に必須なモノ

ブログ運営で絶対に必要になるものは以下です。

  • レンタルサーバー ※月1000円前後
  • 独自ドメイン ※年間約1000円
  • パソコン ※持ってるものでOK
  • 銀行口座 ※無料
  • ワードプレス ※無料

この中で必ずお金がかかるのが「レンタルサーバー」と「独自ドメイン」です。

レンタルサーバー+独自ドメインで年間1万円前後が必要ですが、どちらもそこまで高いものではありません。収益目的でブログ運営するなら必要経費だと考えてください。

なかじ
お金がないから全て無料でやろうとした人で、実際にお金を稼げた人は見たことがありません。

失敗しないレンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーを選ぶポイントは以下の5つ。

  • 処理速度
  • 初期費用と月額料金 ※最低契約期間も
  • 管理画面の使いやすさ
  • サポート
  • 運用実績

処理速度

レンタルサーバーの処理速度が早ければ、自分のブログが表示される速度が早くなります。

表示速度が速いことはSEOにも読者にもいい影響を与えることが研究により明らかになっています。
» 表示速度が収益に直結する根拠

レンタルサーバー選びでは、料金よりも表示速度を重視しましょう。

なかじ
格安レンタルサーバー(無料を含む)は処理速度が異常に遅いことが多いので、選ばない方がいいです。

初期費用と月額料金 ※最低契約期間も

WordPressは年単位で運営することになるので、継続して支払いができるかどうかも重要です。

もしアフィリエイトなどの収益目的でWordPressを運営する場合、実際にお金を稼げるようになるには、半年〜1年程度はかかります。

最初からそのくらいの期間はブログやアフィリエイトの収入がない状態で、レンタルサーバー代を支払うことを想定しておきましょう。

なかじ
収益が上がるまでの期間は人によって大きく異なるので、あくまで目安程度に考えてください。

最低契約期間に注意!

合わせてチェックしておきたいのが「最低契約期間」。

レンタルサーバーによっては「最低xヶ月」は契約しなければいけないという期間がある場合があります。

例えば、初期費用3,000円、月額料金1,000円、最低契約期間6ヶ月のサーバーを契約したら、9,000円は絶対に支払う必要があります。

無料レンタルサーバーはオススメしない!

レンタルサーバーには無料で使えるものがあります。しかし、よほどの理由がない限り、無料のレンタルサーバーは速度、安定性、セキュリティの観点からオススメできません。

ブログやアフィリエイトで稼げている人で無料レンタルサーバーを使ってる人はまずいないので、収益目的でワードプレス運営する場合は安くてもいいので、必ず有料のレンタルサーバーを契約してください。

管理画面の使いやすさ

コノハウィングの管理画面

レンタルサーバーによって管理画面の使いやすさは大きく異なります。

管理画面が使いにくいだけで操作方法が分からず、ブログやアフィリエイトを挫折する原因にもなります。なるべく初心者でも管理画面の使いやすいレンタルサーバーを選びましょう。

なかじ
2005年からアフィリエイトをしている私でも操作方法が分かりにくい管理画面のレンタルサーバーもあります。

サポートの速さと親切丁寧さ

レンタルサーバーを使っているとトラブルが発生することがよくあります。

  • 何もしていないけど、ブログが表示されない
  • 操作をミスして、ブログがおかしくなった
  • やりたいことがあるけど、どうすればいいか分からない
  • ワードプレスをハッキングされてしまった

何かあった時に親切丁寧で素早いサポートがあれば安心です。

レンタルサーバー会社によって電話、メール、チャットなど様々なサポートが用意されているので、事前にチェックしておきましょう。

なかじ
会社の規模が小さいとサポート人数が少なく、サポート体制が不安なことがあるので注意しましょう。

運用実績が豊富&利用者が多い

運用実績が豊富なレンタルサーバーを選ぶことで失敗が少なくなります。

なぜなら粗悪なレンタルサーバーだとサービスを長く続けられず、悪いレビューがネット上にも溢れてしまいます。

また運用実績が豊富な(=利用者が多い)レンタルサーバーだと、困った時にGoogle検索した際に解決策などの情報がたくさん出てきます。

利用者が少ない新しいレンタルサーバーは、検索しても情報がなくて困ることが多々あります。

なかじ
特に初心者は利用者が多いレンタルサーバーを選びましょう。

WordPress運営におすすめレンタルサーバーの比較表

ここではWordPress運営におすすめの人気のレンタルサーバーを徹底比較しました。

各レンタルサーバーは利用目的などに合わせたプランを自分で選択しますが、ここではWordPress運用できる一番安いプランで比較しました。

レンタルサーバー会社

ConoHa WING(コノハ ウィング)ConoHa WING(コノハウィング)

エックスサーバーエックスサーバー

mixhost(ミックスホスト)mixhost(ミックスホスト)

さくらのレンタルサーバさくらのレンタルサーバ

ロリポップロリポップ

対象プラン ベーシックプラン X10プラン スタンダードプラン スタンダードプラン スタンダードプラン
初期費用/月額料金 0円 / 941円 3,000円/ 900円 0円 / 880円 953円 / 524円 1,500円 / 500円
無料お試し期間 最大31日間 10日間 30日間 14日間 10日間
データ転送量 36TB/月 70.0GB/日 3.0TB/月 80GB/日 100GB/日
ディスク容量(種類) 300GB(SSD) 200GB(SSD) 250GB(SSD) 100.0GB 120GB(HDD)
自動バックアップ 無料 / 毎日 無料 / 毎日 無料 / 毎日 あり 月額300円 / 指定した頻度
WP簡単インスト―ル OK OK OK OK OK
無料SSL OK OK OK OK OK
MYSQL(DB数) 無制限 50個 無制限 20個 30個
サポート 電話・メール・チャット 電話・メール メール 電話・メール 電話・メール・チャット
アダルトサイト NG NG OK NG OK
運用実績 2018年9月 2003年7月 2016年4月 1996年8月 2001年11月
管理画面の使いやすさ 独自開発で使いやすい! 使いやすい独自管理画面 世界シェアNo.1のcPanelを採用。ただ使いにくい人も多いかも? 独自開発だが、少し操作が分かりにくい 独自開発だが、少し操作が分かりにくい
アフィリエイト利用者 初心者に人気! 多数 ある程度多い 少数 少数
おすすめ対象者 初心者〜上級者 中級者以上 節約したい初心者 お金をかけず趣味ブログを始めたい
特徴 迷ったらコレ!初心者から中級者以上まで幅広くオススメ! なかじも10年以上使い続けている老舗サーバーです。 低価格で高性能のものを選びたいコスパ重視の方に! 24年以上続く老舗サーバー会社! 低価格で気軽に趣味ブログを運営したい方に!
公式サイト 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
なかじ
アフィリエイト利用者数は、実際の利用者数ではなく私の周りで利用している人数をもとに記載しています。

WordPress運営におすすめのレンタルサーバーを厳選比較!

ConoHa WING(コノハウィング)

迷ったら、コレを選べば間違いなし!

初期費用0円、月額941円
特別な理由がない限り、ブログやアフィリエイトにはConoHa WING(コノハウィング)をオススメしています。最近速さを求めるブロガーやアフィリエイターの間で人気急上昇!みんながあまりに絶賛するので私も実際に利用しましたが、爆速を体感でき、今では1番愛用しています。
» コノハウィングの契約方法とWordPressの始め方はコチラ
利用料金 初期費用は無料で月額料金は少し高め。しかし、表示速度を考えるとこのくらいの月額は気になりません。
サーバー性能 とにかく爆速が売りのコノハウィングです。特にコノハウィングで利用できるkusanagiを合わせて使うとさらに爆速です。速度以外の容量やセキュリティも文句なし!
ワードプレス運用 コノハウィングで動作するkusanagi(超高速WordPress実行環境)は驚異的な速度です。リダイレクト設定などの初心者がつまづきがちな設定を自動でやってくれます。
サポート体制 メール以外にも電話やチャットでサポートしてくれます。ここまでサポート環境が充実したサーバー会社は少ないので貴重です。
信頼と実績 日本有数のネット企業GMOが運営するということで、信頼度は高いです。ブロガーやアフィリエイターでも利用者が急増中で、絶賛する声も多いのも信頼できるポイントです。
こんな人にオススメ! これからブログやアフィリエイトを始める方はもちろん。すでにブログ運営経験のある上級者にもオススメです。

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エックスサーバー

スピード、サポート、安全性のバランスが最高

初期費用3,000円、月額900円 ※X10プランの場合
速度、セキュリティ、サポートなど、どこをとっても死角がなく、ブロガーやアフィリエイターから人気のサーバーです。
» エックスサーバーの契約方法とWordPressの始め方はコチラ
利用料金 その他の安いサーバーと初期費用と月額は少し高め。しかし、ブログ運営でサーバーは一番重要なので、このくらいの費用は多少無理してでも出すべきだと考えています。
サーバー性能 性能も文句なし!ストレージには200GBのSSDを使用。Webサーバーには処理速度の早いnginxを使っています。初心者〜上級者までオススメできる性能です。
ワードプレス運用 ワードプレス運用との相性はバッチリです。ワードプレスの簡単インストールやワードプレス簡単移行も利用できます。エックスサーバーを1つだけ契約しておけば、複数のブログも運営できます。
サポート体制 電話でもサポートしてくれるのが嬉しいです。私も何度もメールサポートを利用していますが、基本的に1営業日以内には返信が来ることが多いです。サポートも非常に丁寧なので、安心して利用できます。
信頼と実績 ブロガー、アフィリエイターからの根強い人気もあり、利用者数が非常に多いです。2003年スタートなので、15年以上のサーバー運用実績があるのも信頼できます。
こんな人にオススメ! 料金よりも速度を求める方。スピード、サポート、安全性のバランスが良いので、長期的な運用にも向いています。

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mixhost(ミックスホスト)

他社サーバーのいいとこ取りでコスパ抜群! ※スタンダードプランの場合

初期費用0円、月額880円
最近誕生したレンタルサーバーの中では最もオススメするのがmixhost。新興勢力のため他社の研究を重ね他サーバーのいいとこ取りしている印象。導入費用も安いため、コスパ重視の初心者にはオススメです。
» mixhostの契約方法とWordPressの始め方はコチラ
利用料金 初期費用無料+月額1,000円以下というのは初心者には嬉しい価格設定です。他社と比べ、いい意味で性能と価格が釣り合ってないため、コスパで考えるならかなりオススメです。
サーバー性能 一番の特徴は、次世代のWebサーバーであるLiteSpeed(ライトスピード)を使用。既存サーバーに比べ、圧倒的に処理速度が早いと言われています。速度以外の性能も他社に劣る点はなく、性能の高さはトップクラスです。
ワードプレス運用 ワードプレス運用を基本に考えてサーバーが組まれているため、ワードプレスとの相性は非常に良いと言えます。初心者でも簡単にワードプレスを始められます。
サポート体制 サポートがメールのみというところが、mixhostの弱みです。会社規模として他社比較で小さく人員確保が難しいのかもしれません。ここは個人的にはマイナス評価です。
信頼と実績 サーバー会社としての歴は浅いため、実績は少し物足りないと言えます。しかし、ブロガーやアフィリエイターの利用者は確実に増えており、性能と料金のコスパも良いので選択肢としては十分ありです。
こんな人にオススメ! なるべく料金を抑えながらも最新性能のレンタルサーバーを選びたい方。これからWordPressを始める初心者にもオススメです。

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さくらのレンタルサーバ

運用実績豊富な老舗レンタルサーバー!

初期費用953円、月額524円 ※スタンダードプランの場合
さくらのレンタルサーバーは、サービス開始は1996年。24年以上前から運用しているため、今回紹介した中では最も運用実績は豊富。最近私は利用する機会が減りましたが、以前はエックスサーバーについで2番目に多く利用していました。
» さくらのレンタルサーバの契約方法とWordPressの始め方はコチラ
利用料金 利用料金だけで言えば、今回紹介した中では最も安いものです。この料金でWordPress運用ができるサーバーはかなり貴重です。
サーバー性能 他社から極端に劣るわけではありませんが、全体的にイマイチな印象です。利用料金が安い分、性能を妥協しなければいけないのが少しマイナス評価です。
ワードプレス運用 ワードプレスの運用自体は問題なくできます。管理画面から簡単にインストールできるため、初心者でもスムーズにブログを開設できるはずです。
サポート体制 メールだけでなく電話でもサポートしてくれます。電話やメールで何度も問い合わせしたことがありますが、素早く丁寧に対応してくれる印象です。
信頼と実績 インターネット黎明期の1996年からサービスを提供しているので、運用実績は豊富。運営元のさくらインターネット株式会社は東証1部上場企業で、規模としては日本最大手のサーバー会社です。
こんな人にオススメ! 低価格でWordPressを運用したい方。月額料金が安い分、サーバー性能を妥協できる場合には検討もアリです。

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ロリポップ

元祖格安レンタルサーバー!

初期費用1,500円、月額500円 ※スタンダードプランの場合
元祖格安レンタルサーバーと言えば、ロリポップ。低価格で利用できるのが特徴です。月額250円のライトプランでもWordPress運用は可能ですが、複数運営ができないため、スタンダードプランで解説します。
» ロリポップの契約方法とWordPressの始め方はコチラ
利用料金 月額500円で利用できるため、レンタルサーバーとしてはトップクラスに安いです。さらにWordPressを複数運用しないのであれば、月額250円から利用できます。
サーバー性能 サーバー性能としては、正直よくないです。スタンダードプランのApache+HDDという構成は時代遅れで他社に劣っています。月額1,000円〜のハイスピードプランであれば、他社とも競える性能だと言えます。
ワードプレス運用 他社と比較するとスタンダードプランでWordPressを運用するのは、表示速度などに不安が残ります。収益目的ではない趣味ブログであれば、選択肢として悪くないかもしれません。
サポート体制 コノハウィングと同じで、日本有数のネット企業GMOが運営しているため、サポート体制は充実しています。電話、メール、チャットでサポートしてくれるので、初心者も安心して利用できます。
信頼と実績 いくつものレンタルサーバー事業を展開するGMOが運営しているため信頼度は高いです。サービスも2001年からスタートしており、運用実績はかなり豊富です。ただしブロガー、アフィリエイターでの利用者はあまり聞かないため注意が必要です。
こんな人にオススメ! 収益目的ではない趣味ブログを運営したい方。収益目的での運用なら、月額1,000円のハイスピードプランか別サーバーをオススメします。

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月額250円のライトプランでもWordPressを運用できる!

今回、ロリポップはスタンダードプランで比較しましたが、実際は一つ下のライトプラン(初期費用1,500円、月額250円)でもWordPressは運用できます。ただ、ライトプランではWordPressは1つしか運用できなため、現実的な選択肢としてスタンダードプランで解説しました。

絶対にブログを1つしか運用しないということであれば、ライトプランを検討してもいいと思います。

もっと詳しいレンタルサーバー選びのポイント

レンタルサーバーのさらに詳しいポイントを解説していきます。

  • データ転送量
  • ディスク容量と種類
  • 自動バックアップ機能
  • WordPress簡単インストール
  • SSL
  • マルチドメイン&データベース数
  • 共有サーバーと専用サーバー
  • 内蔵ストレージがHDDとSSD
  • キャッシュ機能
  • Webサーバー
  • RAID構成

専門用語や専門的な話が出てくるため、理解できなければ理解しなくてもOKです。

なかじ
知らなくてもWordPress運用には全く困らないけど、知っておくといいことがあるかも?

データ転送量

データ転送量は自分のWordPressにアクセスがあった時、レンタルサーバーからユーザーのパソコンに転送されるファイル、画像、動画などの合計量です。

大量の画像や高画質な動画を使用しているブログのでは転送量が多くなります。

各レンタルサーバーや契約するプランによって、上限のデータ転送量が決まっています。上限データ転送量を超えるとページが表示されなくなってしまうため、注意が必要です。

ただ大量の画像や動画をたくさんの人に視聴してもらうような特殊なブログでない限り、上限のデータ転送量に達することはありません。

1日のデータ転送量が50GB以上/日もあれば、データ転送量はほぼ気にせずブログ運営することができます。

なかじ
私はデータ転送量の上限に達したことはありません。

ディスク容量と種類

ディスク容量は自分が契約したレンタルサーバー内に保存できるファイルの上限容量になります。

ディスク容量が100GBのレンタルサーバーなら100GB分のファイルをアップロードしておくことが可能です。

どのくらいのディスク容量のレンタルサーバーやプランを選択するかは、どのようなブログを運営したいかによって大きく異なります。

ただし通常のブログであれば、ディスク容量は100BGもあれば、容量が足りなくて困ることはありません。

ディスク容量を大きく消費するのは、高画質な画像や動画などのデータです。そういった大容量のデータを大量に扱う予定がある場合は大容量のレンタルサーバーを契約しなければいけません。

なかじ
私が運営するブログでは、10GBもディスク容量を消費していないものがほとんどです。

自動バックアップ機能

WordPress運営で定期的にバックアップを実施することは非常に重要です。

レンタルサーバーの中には、自動的にバックアップを実施してくれるものがあるため、できれば自動バックアップに対応しているレンタルサーバーを選びましょう。

なかじ
自動バックアップにお金がかかるかどうかはレンタルサーバーによって異なります。

自動バックアップの頻度やバックアップファイルの保持日数はレンタルサーバーによって異なります。

ConoHa WING(コノハウィング)は1日1回の自動バックアップに対応していますが、自動バックアップされるのは「Webサイト、メール、データベースの過去14日分」となっています。バックアップが実施されているから、いつまででも遡れるわけではないので注意が必要です。

バックアップの復元で費用がかかるかどうかもチェックしておきましょう。

トラブルなどがあって過去の状態に戻したい時には、バックアップの復元をサーバー会社に依頼することになります。バックアップの復元が有料のレンタルサーバーもあるため、注意が必要です。

なかじ
復元できるデータは限られるため、何かあればすぐにサーバー会社に連絡しましょう。

バックアップが役立つ場面

WordPressを運営していると、様々なトラブルが発生します。

  • ブログが表示されなくなってしまった
  • 間違えてファイルを消してしまった
  • ハッキングによりブログを改ざんされた
  • レンタルサーバーの契約更新を忘れて解約されてしまった

このような時にバックアップファイルがあれば、元の状態に戻すことができます。しかし、もしバックアップファイルがない場合には、元に戻すことができなくなります。

例えば、自分のブログで頑張って100記事書いたのに、なんらかの理由によりブログが消えてしまった時。バックアップがあれば100記事のデータを元に戻すことができますが、バックアップファイルがなければ、100記事は戻らない可能性が高いです。

そうするとまた1から記事を書かなければいけなくなるため、そこまでにかけた膨大な時間と労力が無駄になってしまいます。

WordPress運営をスタートさせたら、最初に定期的にバックアップを実施するようにしましょう。

なかじ
バックアップがないために数年分のブログ記事が全部消えてしまったという話はよく聞くので注意してください

WordPress簡単インストール

最近ではウェブサイトやブログ運営でWordPressが使われることが多くなっています。そのためレンタルサーバーにはWordPress簡単インストール機能が実装されていることが多いです。

WordPress簡単インストール機能を使えば、管理画面でブログ名などの必要項目を入力してボタンをクリックするだけで、簡単にWordPressをインストールできます。

なかじ
今回紹介したサーバーは、WordPress簡単インストールに全て対応しています。
昔はWordPress簡単インストール機能などがなかったため、ワードプレスをインストールするだけでかなり大変でした。専門的な知識が必要で、パソコンやネットが苦手な人はワードプレスのインストールで挫折するケースが本当によくありました。

SSL

SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上でウェブブラウザとレンタルサーバー間でのデータ通信を暗号化し送受信する仕組みのことです。

よく分からなければ「自分のブログURLがhttps(SSL化)になればハッキングや乗っ取りなどのリスクを下げることができる」と考えておけばOKです。

なかじ
ワードプレスをSSL化すると、ブログURLの先頭が「http://」から「https://」に変わります。

SSL対応が、SEO対策にも大きく関わっていることをGoogleが公式発表しています。

Google では過去数か月にわたり、Google のランキング アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。
Googleウェブマスター向け公式ブログ「HTTPSをランキングシグナルに使用します」

多くのレンタルサーバーでは、管理画面で簡単にブログをSSL化することが可能です。

コノハウィング のSSL設定画面

なかじ
無料でSSL化できるレンタルサーバーが多いです。

表示速度が収益に直結する根拠

ブログやアフィリエイトでお金を稼ぎたいなら、ページ表示速度は超重要です。

ページ表示速度が速いと評価が上がり、Googleなどの検索エンジンで上位表示されやすくなるためからです。

これはGoogleが公式発表している情報です。詳しくは以下の記事で解説されています。
» Using site speed in web search ranking(外部サイト)
» ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します(外部サイト)

なかじ
ページ表示に2秒以上かかると、読者はページから離脱すると言われています。

またページ表示速度はSEO対策だけではなく、売り上げや読者の満足度にも大きく影響します。これもGoogleが研究により公式発表しているデータがあります。

表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率が32%上昇する。1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇する。1秒から6秒に落ちると、直帰率は106%上昇する。1秒から10秒に落ちると、直帰率は123%上昇する。
New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed - Think With Google

世界最大規模のネット通販サイトであるAmazonも、以下のようなレポートを発表しています。

サイト表示が0.1秒遅くなると、売り上げが1%減少し、1秒高速化すると10%の売上が向上する。
http://robotics.stanford.edu/~ronnyk/2007IEEEComputerOnlineExperiments.pdf

まとめるとページ表示速度が早くなることで、以下のようなメリットがあります。

  • SEO対策で評価が上がり、上位表示されやすくなる
  • 読者の満足度が上がり、SEO対策でも有利になる
  • 読者の離脱率が下がり、成約率が上がる

表示速度の速いレンタルサーバーを選ぶことは、ブログ運営の超基本であると同時に超重要ポイントだと言えます。

なかじ
多少予算的に厳しくても表示速度の速いレンタルサーバーを選ぶことには大きな価値があります。

国内の無料&有料レンタルサーバーまとめ

本記事で紹介したレンタルサーバー以外にも国内だけでもたくさんのレンタルサーバーが存在しています。

アフィリエイトでは有料のレンタルサーバーを利用する人がほとんどです。しかし、国内には無料で利用できるレンタルサーバーもあるため、ここでは紹介しておきます。

なかじ
アフィリエイトなど収益目的でのブログ運営なら、有料レンタルサーバー一択だと考えておきましょう。

有料のレンタルサーバー

無料のレンタルサーバー

なかじ
無料のレンタルサーバーはWordPressが使えない、速度が遅い、ディスク容量が極端に小さいなどのデメリットがあります。収益目的なら、確実に有料のものを選びましょう。
この記事の筆者
なかじ(中島大介)
名前:なかじ(@ds_nakajima)

株式会社メリルの代表取締役。ブログとアフィリエイトで月1000万円達成。

ブログ、アフィリエイトに関してはYouTubeチャンネル「ウェブ職TV」でも情報発信しています。

2019年5月には子育ての悩みを産婦人科医や保育士などの専門家に無料相談できる「子育て相談ドットコム」をリリース。

ブロガー、アフィリエイターのためのコワーキンスペース「ABCスペース」を名古屋でオープンしました。