ターゲティングとターゲットを意識した文章の書き方 その2

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ターゲティングとターゲットを意識した文章の書き方 その1」からの続きです。


文章を書く時に必要なターゲティング例

「ワキガに悩む20〜40代の女性」を「ワキガに悩む20代のOL」に。「ワキガに悩む20代のOL」を「通勤時の満員電車でワキガに悩む20代のOL」まで絞ってきました。ターゲットは絞れば絞るだけ響く文章、業界人的にいえばトゲットゲの鋭いコピーが書けるようになるので、ターゲットは可能な限り絞ります。

ライティングの世界ではよく言われますが、一人のユーザーに向かって文章を書け。想定したユーザーの写真を目の前に貼って、そのユーザーに向かって文章を書けとうさんくさいことを言われます。でもこれはとても重要なことです。どういった項目を絞り込んでいけば、もっといい文章が書けるのかということを解説していきます。

もっと別の視点でターゲットを絞っている人もいますがが、これはあくまで私のケースということで理解してください。

性別

これは説明不要だと思います。男女で身体の構造から考え方から生活などが全く違います。男女を同じ文章で収めることはかなり無理があります。

「通勤時の満員電車でワキガに悩む20代の男性会社員」「通勤時の満員電車でワキガに悩む20代の女性会社員」では考えていることはちがいますね。極端な話を言えば「男性」をターゲットにしているのに「生理」の話をしてもダメなわけです。ここまで極端だと誰でも理解できますが、気づかないうちにこういうターゲットとは全く関係ない文章を書いている人は多いです。

年齢

年齢も確実に決めたいです。年齢によって考えていることや悩んでいることは全然ちがいます。15歳なら中学校、22歳なら大学みたいに生活する場所が変わりますし、生活習慣なども大きく変わりますね。15歳に向けて文章でバイトの話をしてもイマイチ響きません。

これは「20代」というように広くするよりも、24歳とか29歳とか具体的な年齢まで絞る方がいいです。24歳と29歳では生活習慣も肌のハリも貯金の金額もちがいますよね。さっきの例の「通勤時の満員電車でワキガに悩む20代のOL」を「通勤時の満員電車でワキガに悩む23歳のOL」にします。そうするとこのOLはただの「若いOL」から「新卒のOL」になります。「新卒のOL」と絞ることで

できるだけ私に近づかないで!ワキのニオイが・・・。就職前は職場の人間関係の心配をしてたけど、それよりも毎朝の満員電車がこんなにつらいなんて・・・

みたいなちょっと怪しい文章も書くことができるようになります。

職業

職業もかなり重要です。ターゲットの生活に大きな影響を与えるからです。女子高生か専業主婦か会社員かで生活の仕方が全然ちがいます。例えば、専業主婦をターゲットとして想定するなら「家事」「育児」のような専業主婦に特化するようなキーワードを書くことができますし、書かなければいけません。

こういったキーワードは「ワキガに悩む20〜40代の女性」と想定しているだけではなかなか出ないため、こういうキーワードを入れることでオリジナリティのあるコンテンツとしてGoogleは評価してくれると考えています。これはあくまで私の推測で全く根拠はありません。

強烈に悩みを感じる時、場所

いつどんな時にワキガで強烈に悩むか。さっきの「通勤時の満員電車」のようなイメージです。ほとんどの人が何らかの悩みを抱えて生活していますが、四六時中そのことで悩んでいる人は少ないですよね。「太っている」「薄毛」「ワキガ」などは人目があるから気になることで、仮に一人暮らしの自宅にいる時に気にすることはありません

そのためターゲットがいつ強烈に悩みを感じるかということを想定するのは重要なことです。そこに向かって文章を書くことができれば、ターゲットの共感を得られ、さらに成約に結びつきやすくなります。

目標(ゴール)

結局どうなりたいの?ということです。これよく勘違いしている人がいるのですが、「ワキガに悩む人」のゴールは「ワキのニオイを消すこと」「ワキガを改善、解消すること」ではありません

ワキのニオイがあるから悩んでいるのではなく、ワキのニオイを誰かに臭いと思われてしまうという恐怖に怯えています。ワキのニオイが消えなくても、ワキガが治らなくても、だからたいていはワキのニオイが人に気づかれなければそれでOKなんです。根本的な解決を望んでいるというよりは、一刻も早くその悩みを解決したいだけですから。

だから文章では「ワキのニオイが消えること」を押すのではなく、「ワキのニオイが消えた先」を見せてあげることが大切です。「通勤時の満員電車でワキガに悩む20代のOL」なら、ワキのニオイが気にならなくなれば「通勤時の満員電車で躊躇なくおっさんにダイブできる」という夢のような?シーンを妄想させてあげることです。

もちろん、おっさんダイブは適当ですよ。ゴールを「ワキのニオイを消す」ではなく、それを達成あとで手に入る先を見せてあげるべきだということです。ほとんどのアフィリエイターはゴールを「ワキガ改善」に設定し、ユーザーに刺さらない一言で購入を促します。それだとユーザーの背中を押すキラーフレーズにはならず、それがユーザーが購入ボタンを押すか押さないかの差。つまりは売れるサイトか売れないサイトのちがいにつながるということですね。

住んでいる場所

住む場所を考えてない人は多いんですが、住んでいる場所は意外と大事です。どんなところに住んでいるかというのは文章に大きく影響します。分かりやすく言えば、都市部か田舎かで生活って大きく変わりますよね。「通勤時の満員電車でワキガに悩む20代のOL」であれば、田舎ってことはありませんね。

これは文章を書く時に常に意識することは少ないですが、これを考えているか考えていないかは言葉の端々で文章が変わってきますし、最終的に文章全体で見れば、ライバルと大きな差をつけることができます

家族構成

ざっくり言えば、結婚しているか子どもがいるのか。例えば、結婚していれば「ワキガ対策商品」を買っていることを旦那さんに知られたくないかもしれません。そしたら購入して家に届くときに「ワキガ対策商品」や「商品名」が記載されないかを説明してあげる必要があります。

文章だけでなく、サイト設計やコンテンツ自体にも関わってくる部分なのでしっかりと最初に決めてからサイト作成に取り組みたいですね。

ターゲット例

ここまで解説してきた項目を踏まえて軽くターゲットを作ってみます。

  • 25歳
  • 女性
  • 東京在住
  • 既婚者
  • アパレル関係の事務職
  • 朝が苦手
  • 旦那さんと子ども(女)の3人暮らし
  • 子どもは保育園に預けている
  • 旦那さんの仕事は公務員
  • 共働き
  • 賃貸マンションに住んでいる
  • 通勤時の満員電車に乗るのが嫌
  • 躊躇なくおっさんにダイブできれば一本早い電車に乗れる
  • 朝はもう少し遅くまで寝ていられる

こんな感じですね。リサーチもしていないので、かなり適当にターゲット決めてますが、イメージだけ掴んでもらえればと思います。ターゲット設定で悩んだら、よく言われるのは「自分の実際の知り合いを想定すると良い」ということです。

知り合いなら具体的なイメージが簡単にわくため、文章が格段に書きやすくなります。知り合いでなくても芸能人とかで近い人がいれば、その人を想定すると具体的な文章が書きやすくなると思います。

ターゲットをどうやって決めればいいか

ターゲットを決める時にいけないのが、ただの妄想になってしまうことです。ターゲットは妄想してはいけません。では、どうやって決めるのがいいのか。

キーワードをYahoo!知恵袋教えてGooで検索するとヒントがたくさん見つかります。そこではターゲット候補になるユーザーの質問とそれに対する回答も見ることができます。そして、できればそのユーザーの他の質問も確認しましょう。他にどんな質問をしているかも見ると、よりターゲットが明確になります。どんなことで悩んでいるのか、どんな回答が喜ばれているのかをチェックするとコンテンツ作りの準備にもなります。

私の場合ターゲットを決める時には、この辺りを時間をかけてやります。知恵袋をかたっぱしから見ていきます。移動時間もご飯食べる時も1日中見てます。そうすることでターゲットに想定すべき人物像が具体的に見えてきます。

基本的には一番数が多くなるところをターゲットにしたいですね。「20〜50代の女性」みたいにターゲットを広くするのではありません。例としてさっきターゲティングをしましたが、それで25歳より29歳の方が悩んでいる人が多そうとか、既婚者より独身の方が多いとか。そういうことでターゲットを決定しましょう。

あとはライバルサイトと違うターゲットを想定するのもいいですね。もしライバルサイトが性別として「女性」をターゲットにしているなら、自分は「男性」をターゲットにすれば差別化することもできます。ライバルサイトにかぶせていくのか違うターゲットでいくのかは人により差が出るところですね。

まとめ

ターゲティングとターゲットを意識した文章の書き方 その1」に続き、ターゲットを絞る重要性と、それをどのように文章に反映させるかを解説してきました。なぜ今回のようなことを書いたかというとこれまでのサイト添削で見ているサイトの全てがターゲットがあいまいだったからです。「20〜50代の女性」というターゲットを想定しているケースがほとんどでした。なかなかターゲットの絞り方やそれをどう文章に反映させるかというのを解説するものもありません。そこで今回は「ターゲティングと文章術」というテーマで書いてみました。

「ターゲットを一人に絞れ」と言われてきたけど、その必要性が分からなかったとしても、この記事をここまで読んでももらったのであれば、これからは今までよりもターゲットを絞ることができるようになると思います。それはそのままライティングスキルの向上につながります。

ウェブの世界でライティングスキルほど重要なものはありません。以前であればライティングスキルは主に成約率に関わる技術でしたが、最近ではSEOにも大きく関わってきています。ライティングスキルさえあれば、あとはなんとでもなります。そのためライティングスキルは磨きに磨いた方がいいです。ターゲットを絞って文章を書けるようになれば、文章は劇的に変わるはずです

ライバルに差をつけるライティング技術を身につけるためにも、これからはターゲティングにこだわって文章を書いてみてください。

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