外注記事の募集の仕方です。
クラウドワークスで1字0.5円でまずは募集しているのですが、なかなか応募してくれません。
ITエンジニア系のテーマなのでちょっと対応できるライターさんが少ないのかな、という気もしていますが、発注するコツみたいなものはありますでしょうか。
とりあえず、発注自体にまだ慣れていないので、他の方の募集文を研究しつつ、単価を変えたり色々試してみようとは思っています。
なかじからの回答
外注戦略は奥が深いのですが、今回応募が集まらない理由は、発注の仕方ではなく文字単価が低すぎることが最大の要因でしょう。最低でも文字単価1円以上(手取り)にする必要があります。
一概には言えないのですが、応募がないのは報酬が安すぎることが原因。応募があるのにうまく採用できない場合には発注の仕方に原因があると切り分けて考えるといいですね。
外注記事といっても様々な種類があります。
1.専門性が必要ない一般的な内容※説明文
2.専門性は必要ないけど、高い文章力が必要 ※キラーページ
3.専門的な知識が必要な記事 ※美容・健康関連
4.専門的な知識と資格が必要な記事 ※医師免許など
5.サテライトサイト記事 ※主に検索エンジン向け
6.体験談
7.口コミ
挙げ出せばキリがないのですが、アフィリエイトで関連するものはこの辺りでしょう。
どのような記事を書いてほしいかによって、誰にどれだけの報酬で依頼するかが大きく変わります。
ITエンジニア系のテーマというのがかなりアバウトで、具体的にどんな内容かイメージできないのですが、おそらくは専門的な知識がそれなりには必要な分野だとは思います。
おそらくライターが少し調べて書けるような内容ではなく、ITエンジニア経験がないと書けないような内容ではないでしょうか。
そうだとするならば、文字単価0.5円は安すぎますね。あくまで私の感覚になりますが、文字単価0.5円ではバックリンクサイトで使うような記事がいいところでしょう。
ITエンジニア経験がある人が文字単価0.5円とかで仕事を受ける理由がありません。少なくともそういう人からの応募は期待できないということです。
どのような内容であれユーザーの役に立つような記事を書いてほしいなら、最低限1円以上が目安です。クラウドワークスなら手数料などを引いた手取りが1円以上です。
専門性、コピーライティングの技術、医師免許などの資格が必要というような記事になれば文字単価3円以上は必要になります。特にコピーライティングや専門資格が必要なライティングになると単価は高く文字単価は5円以上くらいになると思います。
なるべくコストを抑えたいから、ダメ元で低い文字単価で募集して、運よく応募があればラッキーという考えの人もいますが、絶対にやめたほうがいいです。そもそも低い文字単価で応募してくる人にロクな人はいません。
実力あるライターの文字単価は高く、安い金額で引き受ける理由がありません。安い単価で引き受けるのには理由があります。
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングで、ライターさんのプロフィールなどを見ていても、得意なジャンルとして、カードローン、美容、健康、サプリメント、転職、脱毛のように数多く書いている人がいます。
こういう人はたいてい信用できないというのが私の感覚です。普通に考えて、一人の人間がそんなに幅広いジャンルの知識を持っているわけはないんですよね。
その人たちがどうやって記事を書くか、なぜ安い文字単価で仕事を引き受けられるか。それは他サイトの記事をリライトして書いているからです。特定の記事のリライトでなくても、いくつかの記事を部分的にリライトしているケースは本当に多いです。
そうしないとまったく割に合わないためです。文字単価0.5円で引き受けて、依頼されたテーマについてしっかり知識を身につけてから記事を書くなんてできないですよね。
もちろん全員がそんな感じとは言いません。ベテランライターさんの中には様々なジャンルをしっかり勉強している人もいます。そういった人は幅広いジャンルの記事を書けることもあります。ただそういう人が安い仕事を引き受けるはずもないのですが・・・。
文字単価を上げたところで、いいライターさんからの応募があるかどうかは別の話になりますが、いいライターさんは適切な文字単価以上のところにしか応募してきません。
発注の仕方でいい外注さんを募集するのはかなり大変なので、まずは報酬面を見直しましょう。応募が来るようになったら、いい外注さんを採用するために発注の仕方を工夫すると良いですね。