今も昔もトータルの稼ぎやすさは変わらない

最近のアフィリエイトは本当にハードルが高くなった……昔のSEO対策はもっと簡単だったのに……

そんな声をよく聞きます。

これに関しては私も割と同じようなことを思っているのですが、昔と比べて天と地ほども難易度が変わったとは思っていません。

昔と比べれば確かにちょっと難しくなったけど、トータルはそんなに変わらないのでは?と思ってます。

昔からやってる人は難しくなったと感じるかもしれませんが、最近始めた人が悲観するような話じゃないと思うんですよね。

もう少し早く始めていれば・・・みたいな人も多いと思いますが、別に結果は変わらないんじゃない?と思うことが多いです。

どう考えてもアフィリエイトを取り巻く環境もGoogleのアルゴリズムも厳しくなっているのに、それでもそこまで極端に変わったとは感じていません。

昔っていつだよって話ですが、ざっくり10年前くらいだと思ってください。そこまでいつの時代と定義せずに思いついた感じで書いていきます。

そもそも今と昔じゃ考え方が違う

これが一番大きいと思っているんですが、今と昔じゃ考え方がそもそも全然違うと思っています。今でこそ検索意図、ユーザーファーストなんて言われてますが、昔はそんなことを言ってる人に出会ったことがありませんでした。

99%のアフィリエイターは100%純粋にGoogleのアルゴリズムだけを真っ直ぐに見据えてブログを作って記事を書いていました。ぶっちゃけ私も昔はユーザーのことを考えて記事を書いたことはないです。

世界中の全員に嫌われてもいい。ただ一人Googleにさえ好かれていれば・・・

そんな高1の夏休みの女子みたいな純粋な気持ちの青年がそこには確かにいました。

見出しも本文も全てをGoogleに捧げる。そのためには心を込めて記事を書くなんてむしろ邪道。無心でGoogle様に気に入られる記事を機械的に献上していました。

今みんなが書いているような質の高い記事に出会えることなんてなかったんですよね。どんなビッグキーワード見たって今の50位よりもしょぼいサイトしかありませんでした。

タイトル→見出し→画像→見出し→画像→終わりみたいな記事ばかり。吹き出し、表、箇条書きどころか画像さえない記事がほとんどです。

内容はといえば公式サイトの情報をリライトしたようなもので、一次情報のようなものは皆無。文字数も300〜800文字くらい?多分私は1000文字以上の記事なんて書いたことがありませんでした。

外部リンク的なSEO対策なんかはあるもののまだまだやっている人は少なくて

狙いたいキーワード出現頻度を4%程度にする方がいい……タイトルと見出しの左の方にキーワードを入れる」みたいなのがSEO対策でした(これは10年以上前かもですが・・・)………

ユーザーのために質の高い情報を!信頼性のある情報を!なるべく他のサイトが書いてない一次情報を!なんて考えでサイト運営してる人はほとんどいなかったです。

それでよかった。ということはなくて当時からユーザーファーストの考え方はあってしかるべきだったんだけど、そもそも全体としてそんな意識だから「ほとんど全員がいかに片手間で稼ぐか」みたいなことしか考えてません。

だから結局のところみんなまともなサイト運営なんてできなくて、結果的に稼げない人続出。

多分ほとんどの人は昔に始めてたら今みたいなちゃんとしたサイト運営なんてせずに、ほとんどコピペリライトみたいな記事量産しかしないので結局稼げないと思うよってことです。

そもそも今と昔じゃ状況が違う

考え方だけじゃなくて昔と今では状況も全く違うと思います。

情報がない

今は「必要な情報はネットと書籍で全部手に入る!」「ブログで稼ぐために有料で何かを買う奴はアホだ!」みたいな言われ方をしてますが、昔は本当に情報がありませんでした。

ネットにも情報はあったけど、それこそどこの誰が書いたか分からないような情報が溢れてました。しかも今みたいに体系化されたものではなくて何をどうやるかもほぼ全部が手探りな状態。

で、行き着く先は情報商材です。

昔はいまよりも情報商材ガチャに身を任せるしかありませんでした。評判なんてものを調べても見つからないからね。しかも当時は「評判を探してる時点で負け組」「誰よりも早く買って自分が人柱になるくらいの気持ちがないと」ってしっかり教育されてました。

もちろん昔からちゃんとした情報商材もあったけど、規制がほぼないからクソみたいな情報商材もあったりして・・・マジでクソみたいなの。

一番やばかった情報商材は「誰でも簡単にお金を稼ぐ方法」として身体のパーツを売ることでA4で2枚くらいに渡って書かれていたものでした。

「右腕売れば、お金になるしょ?間違ってないしょ?」みたいな半グレってか超危険な情報商材がまじで2万円とかで売ってたので本当にすごい時代でした。

でもアフィリエイトの情報が情報商材くらいしかない時代だったので、仕方ないです。どこ探しても無料でなんて落ちてない時代の話です。

ちなみに1〜2万円くらいの情報商材が主流だった時代にワンランチマーケティングの波が来て500円とか1000円の情報商材が流行りだしました。

今まで1万円2万円の情報商材に辟易してた人たちが、その瞬間「格安の情報商材が出た!」と我先に購入しました。内容は関係ありません。買えるものすべてに飛びつきます。

そしてその少し後に気づきます。「フロントエンド商品」という言葉に・・・

この頃からフロントエンド商品を販売してリストを集めた後にコンサルなどの高額バックエンド商材を売るというのが一般的になって来ました。おそろしい世の中の始まりです。

環境がない

今との違いはやっぱり色んな環境がないってのも大きいです。今でこそSNSやクラウドソーシングがありますが、昔はそんなものはありませんでした。だから誰かとつながることはできないし、だれかに仕事を発注することもできません。

まあ仕事の発注に関してはSOHO掲示板などで発注もできたのですが、お金のやりとりは当事者同士だし入金だけ受け取って逃げる人も多かったですね。私は10年前に依頼したページデザインが10年経過した今でも納品されていません。忘れてねえからなこのヤロウ。

で、これ読んでる人にとって一番影響するのはSNSないことじゃないですかね。多分今アフィリエイトやブログでうまくいってる人の中でもSNSがなかったら絶対に無理だったという人も多いはずです。

SNSで得られる情報とか繋がりはそのくらい大事なことだと思いますが、当時はそんなものはなかったというかそんな発想さえありませんでした。

私は当時静岡で大学に通いながら一人でアフィリエイトをやっていましたが、4年間でリアルでアフィリエイトの話をしたことはほぼ皆無でした。夏休みに東京まで夜行バスで出かけて、当時は珍しいアフィリエイトの集まりに参加してやっと話ができたくらいです。

しかしそこで結局高額なバックエンドや塾の勧誘にあってしまいました。当時は夜行バスに乗ってまで集まりに参加したのにその程度のお金が払えなかった自分が情けなかったですが、今になって思うとお金がなくてよかったとマジで思います。

まあ近くでアフィリエイトしてた人もいたんでしょうが、今とは時代が違うので近くでアフィリエイトやってる人を探す手段なんてありませんでしたね。

まあそれは悪いことばかりじゃなくて、その時代経験しといてよかったなと思うこともあります。そもそも周りに誰もいないから自分でなんでもできるようになるしかありませんでした。

クソ分かりにくいわりに妙に分厚い参考書みたいなのを買って来て必死で勉強しました(大学の勉強しろよお前)。ブログ、HTML、CSS、ライティング、デザインの基礎はその頃にできました。

その時代がなければ絶対にできてないので別に戻りたいとは思いますが、今になって思うと少しだけ感謝してます。

物がない

これもまじで大きいんですが、当時は物がありませんでした。物理的なものってかサーバーとか色んな機能とかって意味です。

当時のアフィリエイトだとワードプレスも一般的じゃなくてMT(エムティー、ムーバブルタイプ)って呼ばれるものが多かったと思います。

今のワードプレスなんてサーバーの管理画面でボタン押せば小6くらいの知能を持った猿でもインストールできますが、当時はこのインストールがまじで大変でした。

自分でファイルの中身をいじってFFFTPでサーバーにアップロードしなければいません。が、多分ここで7、8割の人がふるいにかけられます。

ファイルの中身をいじるのもどこをどういじっていいかマニュアルはあれど、バージョンによってちょっとずつ違うしうまくいかない。一応いじるところの行数書いてあるけど、バージョン違ったら行数も違うからね。もはや動体視力鍛える修行だと思わないとやってられません。

ネット環境もそんなによくないからCMSをアップロードするだけで平気で1時間近くかかる。しかも途中でエラー起こったりするから最初からやり直しみたいなことも当たり前。

多分MT(今でいうワードプレスみたいなもの)をインストールして、表示するだけでも1週間くらいかかった人も多いと思うし、それどころかインストールできずに挫折した人も数しれないと思います(多分後者のが圧倒的に多い)。

当時は今みたいな便利なツールみたいなものもほとんどなかったなあとほんとしみじみ思います。便利ツール的なものが出てきたのは2010、2011年くらいでしょうか。

私が買ったmixiでお金を稼ぐ1万円を超える情報商材では、儲かってる風なプロフィールを書いて色んな人のプロフィールに足跡をつける手法が書かれていました。当時の僕のmixiのプロフィール画像は誰か知らない人の真っ赤なフェラーリでした。

あ、ちなみにmixiに招待してもらうような友達もいなかったので、mixiアカウントをヤフオクで買ったのは他の人には内緒の話です。

その情報商材の最大のポイントは足跡をつける感覚は7秒以上あけること。大事なところなので、この記事で唯一黄色背景赤太文字で書いておきますね。

この7秒を見たいがために1万円以上払ったようなものです。

7秒あける理由は足跡をつける間隔が短すぎると運営側にBANされるからです。あの当時のなかじまは「正確に7秒をはかることができる」という絶対7秒感覚を持っていました。

今ならそんなのツールで一発なんですが、当時はそんなツールなかったからね。全部手動だよ。

しかし私は忍耐力がないので2週間でやめてしまいました。作者さん申し訳ございません。忍耐力がない僕が悪いのですから、クレームは言いません。はい、次の情報商材。

この頃からツールが大流行りしてその流れが2015年くらいまで続くと思います。アフィリエイトに役に立つツールを作って売れば儲かるってツール起業、そしてツール起業ノウハウを売る塾が出てきました。

この当時ツールを作って売りたいという理由でプログラムを始めた人も相当多かったんですが、もはやツールとは??プログラムとは??お金を稼ぐとは??みたいな意味のわからない時代でした。

今も昔もうまくいかない人はいかない

結論なんですが、ぶっちゃけ「自分ももっと前からアフィリエイトをやっていれば・・・」みたいなことを思ったことがあるかもしれませんが、多分良くも悪くも結果は同じです。

今うまくいかない人は昔始めててもうまくいかないと思います。だから始めるのがもっと早ければ・・・みたいに後悔する必要はありません。

もちろんね、昔からやってたからこそ稼げた!みたいな人もたくさんいると思うけど、昔は昔で稼げてない人はたくさんいましたからね。

私がはじめた14年前なんて「アフィリエイト後発組」とか言われてましたし、その当時でさえ月5000円以上稼げてる人は全体の5%未満って言われてました。だからほとんどの人はSEOも簡単で競合も少なかった昔でもお金は稼げてないんですよ。

だから単純にSEOの難易度だけを見ると今の方が上がってるのは間違いないんだけど、状況とか考え方とか環境とか物のことをトータルで考えると・・・総合的な稼ぎやすさや難易度はそんなに変わらないんじゃない?と思う次第です。

やっぱり大事なのは考え方で「人とは違う考え方ができるかどうか」だと思います。どんなに便利な世の中になってもブログでお金稼げる人が50%を超えることがないんだから、大勢と同じ考え方とか行動してたらうまくいきませんね。

まあ古参の人たちは異論もあるかもしれませんが「懐かしいなあホホホ」くらいに微笑ましく読んでくれると嬉しいです。

時系列とかほとんど考えてないので、なんか順番おかしくね?その時代にそんなんあった?みたいなのあるかもしれませんが、その辺もご容赦ください。

今日は以上です!

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コメント

  1. アバター 匿名 より:

    今日たまたまこのブログに来たのですが、非常に面白かったです。
    うまく行ってるアフィリエイターって、私の中ではけっこう無機質なイメージがあるんです。
    こういう理論でこういうやり方をすれば必ず収益につながる!みたいな。
    でもこの記事で見えたのはもっと人間くさい姿で、急に親近感が湧きました。

    私はmixi全盛期を過ごした世代だからか、mixiのあたりが特に笑えました。
    プロフ画像が誰か知らない人のフェラーリ、友達いないからヤフオク、7秒…
    ジワジワ来ます

    1. なかじ なかじ より:

      コメントありがとうございます!楽しんでもらえたなら何よりです笑 アフィリエイトの記事書くのもいいけど、たまにはこういう記事も書かないとなって思います^^

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