アフィリノオトで色んな考え方やノウハウ的なことを書いているのですが、コメントや質問で「やり方を書くとライバルが増えて損だとは思いませんか?」と言われることがあります。
私は損だとはまったく思わないのですが、なんでそう考える人が多いのかを少し考えてみたいと思います。
本当に稼げる情報なら教えるはずない
情報商材関連のことが語られるときに絶対に言われるのは「本当に稼げる情報を教えるはずがない。だから情報商材は再現性がない稼げない情報だ」という意見です。
その意見は分からなくはないんですが、そもそも前提が間違ってる気がしてます。
アフィリノオトの中でも「検索意図から読み解く"キーワードから成約までの距離"とサイト構成の考え方」「コンテンツSEOに強いサイト設計とSEO対策で理想的なリンク構造【失敗例も公開】」「成約率が高くSEOに強いサイトを作るためのチェックポイント11選」などは人気の記事です。
じゃあこれを公開することで私に何か不利益があるか、売り上げが下がるかといえば、そんな影響はまったくないはずです。
そもそもこれらの記事はお金の稼ぎ方を解説したような記事ではありません。「検索意図と記事構成の考え方」「サイト設計」「チェックポイント」など、サイト制作やSEO対策のほんの一部分を解説しただけのものです。
これをそのまま実践したからといってお金に直結するようなものではありません。ヒントやきっかけになるかもしれませんが、直接お金に変わるようなものではないということです。
ライバルが増えることはほぼない
公開したところでまともに実践する人がいないというのも大きな理由かもしれません。アフィリノオトもたくさんの人に読んでもらってますが、読んだ瞬間に「へぇー」と思って終わる人が80%、10%が実践、それが結果につながる人は全体の3%とかだと思います。
まあ実践する価値がないと判断する人もいると思いますが。
だからそれを公開したからといって、自分の首を絞めることはほぼほぼありません。やってるジャンルもバラバラでキーワードもバラバラですし。だから直接的にそれでライバルが増えることなんてほとんど考えられないです。
もちろん自分のやっていることを全て公開して、キーワードも売上も共有して、文章もパクっていいよとかすれば、売上はものすごく下がりますが、そんなことはしないです。
うまくいく人が増えれば、増えるだけ有利
これだけSNSが発達した時代なので、考え方として自分の持っているものを隠すより、オープンにする方が圧倒的にメリットがあることが増えています。
自分が公開したものでうまくいってくれるなら、それはそれで大いに喜ぶべきことです。自分の書いたことが結果に繋がって感謝されて嬉しいとかではなく、自分にはもっと直接的なメリットがあると思ってます。
私が書いた記事を実践してうまくいったら、少なくとも自分のファンや感謝してくれる人が増えますよね。そういう方は自分が何かしょうとしていることに協力してくれる可能性も高いですし、もし自分に何かあっても助けてくれる可能性も高いですよね。
キンコン西野さんではないですが、これからの時代は自分に感謝してくれる、好きでいてくれている人をどれだけ増やせるかが重要だと思っているので、そういう人を増やせるようにしているまでです。
隠すようなノウハウは基本的にない
今でも裏技的なノウハウを期待する人って多いのですが、そういうものはほぼないと思います。「ほぼ」というのは、ある程度やっている人なら、自分なりの必殺技みたいなのを持ってることもあるからです。
でもその必殺技も「誰でもできる作業でボタン一つで上位表示できる」ようなものではなく「キーワード選定してリサーチしてしっかり記事を書いて定期的なメンテナンス」というプロセスがしっかりしているくらいのものです。
じゃあそのプロセスを教えてもらったからといって絶対にうまくいくかといえばそんなことはありません。本田圭佑に無回転シュートの打ち方を教えてもらったからといって、そんなすぐに打てるようにはならないですよね。
理論やノウハウはその通りですが、それを実践できるかどうかは全くの別問題。それを実践できるようになるには基礎練習や反復練習が膨大な時間必要になります。
だから前提条件が違うノウハウなんて基本的には隠す意味がないし、ネット上に公開されている内容でも十分と言われる理由も間違いないです。でも色んな人が色んな書き方をしているので、ネットだけで完結させるのも大変ではあります。
医者になりたい人が医学書を完璧に丸暗記すればいいかといえば、そんなことはありませんよね。それと同じ。
サイト公開の方が圧倒的にリスクが高い
自分の考えやノウハウ的なことを教えるよりもサイト公開の方が圧倒的にリスクが高いと思ってます。サイトは簡単にパクれます。デザインも文章も全部を丸パクリするのは簡単です。
何が嫌かといえば、それで収益をあげようと思えばあげることができるということですよね。下手すればオリジナルのサイトがペナルティを受けて、パクったサイトが生き残る可能性も十分にあるわけですし。
だからサイト公開をするかどうかはよく考える方がいいと思っています。twitterとかでサイト公開すると、パクるハードルもグンと下がってパクられやすくなります。
この人は稼いでるから、ちょっとくらいパクっても問題ないだろ……この人は優しいからパクっても大丈夫そうだ……
自分には後がない……と思ってしまえば、恐ろしいことを平気でする人もいるので、気をつけた方がいいです。
運営者がまったくわからないサイトをパクる勇気はなくても、どんな人が運営しているか分かっているサイトをパクる方が遥かにハードルが低いです。もちろんサイトをパクるのは色んな権利にも触れますし、倫理的にも絶対にNGなのでやめましょう。
偽善者やボランティアではないからご安心を
最後にもう一度書いておきます。
記事が役に立つことで、自分自身にメリットがあると思ってます。偽善者でもボランティアでもなく自分にメリットがあると思うからやってます。だから安心して、ガンガン記事を読んで実践して結果を出して感謝してください。
もちろんそうなるためには嘘のこと書いても意味がありませんし、役に立たないことを書いても仕方ないです。価値がある内容を発信することは必須なので、書いてあることはきちんとしたことを書くようにしています。
別にその結果具体的に何を求めているわけではありませんが、何かあったときには誰かが助けてくれるような環境は作りたいと思います。
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